職種別徹底解剖

ITエンジニアについて迫る。

システムエンジニアの市場価値

ITバブルは過去のものとなり、現在のIT企業のイメージは、昔ほど華やかなものではなくなっている。しかし、相変わらずITエンジニアに対しては良いイメージを持っている人が多い。それは、システムエンジニアをはじめとして、ITエンジニアという職業は今後も需要があり続けると予想されていることが1つの理由となっている。
日本は今後ますますIT化やコンピューター化が進んでいくだろう。少子高齢化の進行、介護士の不足などの問題を抱えている状況だが、その問題を解決するためにIT技術がカギになるという意見もある。IT化が進んでいく中で、システムエンジニアの市場価値は高まっていくはずだ。
ITエンジニアという職業には、システムエンジニアの他にも、プログラマー、ネットワークエンジニア、ITコンサルタントなどの職業が存在している。未経験の人はプログラマーやネットワークエンジニアを先に経験して、その後にシステムエンジニアにキャリアアップすることが多いかもしれない。新卒採用の人などは、いきなりシステムエンジニアからスタートするということもある。ITエンジニアの中でもシステムエンジニアは上位職というイメージを持っている人も多いが、実はそれほど給料は高くないようだ。システムエンジニアの年収は600万円くらいが平均値というデータもある。より幅広い知識と専門性を求められる、プロジェクトマネージャ、ITコンサルタント、ITスペシャリストなどの職業にキャリアアップをすることを目指す人も増えている。そういった職業を目指す上で、システムエンジニアの経験はとても重要だ。しかし、あくまでシステムエンジニアとしての価値を高めていくつもりなのであれば、《システムエンジニアの市場価値とは》というサイトからヒントが得られるだろう。